感染症騒動で外での活動が完全に自粛モードであり、婚活マンおよびウーマンは歯がゆい思いをしていることだろう。一分一秒も無駄にしたくないのに引きこもってる場合じゃない!と思ってる意識の高い活動者なんかもいるに違いない。しかし発想の転換で、対外的な活動ができない今だからこそできることがあるのではないだろうか。そう、戦略の策定だ。
闇雲に活動するだけの婚活はあまりに浅はかである。自分の立ち位置、どこで勝負するか、どういう層をターゲットにするか、ゴールがどこなのかというのがわかっていない婚活などすぐに破綻する。賢い婚活勢は今の世情を利用し、足元を見直す期間にしてライバルと差をつけている。私もまた賢いので、そうするのである。
自分の市場価値の把握
この篭居生活の中で諸々考え直したところ様々な気付きがあった。まず、婚活(恋愛)市場における自分の立ち位置だ。これまで自分を成人男性層において中の中ランクと想定して(高めの想定だが)活動をしてきたが、そこに誤りがあった。
普段の生活で様々な男性を見ることはあるだろうが、その全員を同じ土俵と考えていたからこそ自分をまだ戦えるレベルにあるんじゃないかと高く見積もっていた。実際のところ、その誰もが相手を求めているわけではなく、まったくそういった活動をしていない人、最初から諦めてる人というのは女性側に比べて男性は遥かに多い(自社調べ)。三次元はクソと言っているオタクがわかりやすい例だ。そういったそもそも競技人口にカウントされない人間を私はカウントしていたのだった。そして逆にカウントされないだろうと想定していた人間、妻帯者や恋人がいる人間を除外していたがそういった人でも常に別の相手を求めていたりするし、相手がいるからといって女性からの人気がなくなるわけじゃない。そんな輩は相手がいる余裕もあればそもそも相手を得られるほどの魅力ある人間なので、競うと確実に負ける。「ここには勝てるんじゃないか」と踏んでいた層の代わりに「相手じゃなくてよかった」と思っていた層が土俵にいたのだから、そりゃもう自分の立ち位置は中の中から下の中程度まで落ちる。道理でまったくうまくいかないわけだ。
売れる自分になるには
ということで、よし諦めよう!と言いたいところだがそれはあまりにも救いがない。現状でダメなら自分を変えていくしかない。戦える男にならねばならない。
では自分の価値を高めるためにはどうしたものかと考えたとき、30年近く生きてきてまったく恋愛面で振るわなかったんだから真逆の人間になればめっちゃモテるんじゃないか?ととてもシンプルな答えにたどり着いた。
まずざっくり自分の特徴を列挙すると、
・会社勤め
・バスケやってる
・楽器(バンド)やってる
・アウトドア好き
・ゲーマー
・エロゲーマー
・アニメ観る
・SNSヘビーユーザー
・酒飲み
・喫煙者
・料理しない
・短髪
・素人童貞
・覇気がない
・考えすぎる
・女性に手を出さない
といった具合だろう。なんてしょうもない人間なんだろうか。ところがどっこい、これを真逆にすると…
・働いてない、あるいは非会社員
・運動しない
・楽器やらない
・インドア
・ゲームもエロゲもアニメも興味なし
・SNSやらない
・酒飲まない
・非喫煙者
・料理する
・長髪
・プロ未経験非童貞
・覇気がある
・あまり考えない
・女性にガンガン手を出す
となる。なんてモテそうなんだろうか。そして適度ににじみ出るクズ感…というかヒモでは?インドアで嗜好品もやらないが料理はする、金のかからないコスパの良いヒモ。働いてないという選択肢を出したからクズ&ヒモ感が出てきたが、これでちゃんと働いてたらすごくそれっぽい。こういう人よくいる気がするし、こういう人はみんな彼女or奥さんがいる。
なかなか成果の出ない婚活男性はぜひ参考にしていただきたい。
上記の通り目指すものがわかったわけだが、この引きこもり期間に酒もゲームもアニメも楽器もやるなと言われたら何をすればいいのかわからなくなりそうだ(髪を伸ばすことはできそうだ)…と思った矢先、すべきことがあることに気付いた。座禅だ。
前に働いていた会社の新人研修でやったことがあるのだが、あれこれ考え込むことをやめるには座禅は最高の修行だ。只管打座、目指せ身心脱落。揺れ動くことのない心の在り方を探していこう。女性に手を出せないという問題も結局は一般的にチャンスと呼ばれる状況下で自分の中でいろいろな考えが発生するから起きるものなので、禅によって解決されるはずだ。
1日10分程度を目安に、毎日プチ座禅をすることを目標にしていこう。