過去記事にも書いたとおり、私は酒が好きで毎日飲んでいる。当然禁酒は2日で終わってる。毎日酒を文字通りインプットしているのに何のアウトプットもないのはもったいないなと思い、飲んだ缶チューハイ・カクテルのレビューを一つ一つして点数をつけていくことにする。多分採点基準はすぐに破綻する。
意味のある日々を過ごせ。毎日飲む酒にも意味を見出せ。生きてる証を残せ。
まずはこいつ、最近出てきた居酒屋で超人気のレモンサワー。ちょろっと調べたらほんとに居酒屋で人気のやつを缶で売りましたってものらしい。
口に入れて、最初はキリッとしたレモンでサワーな味がするがすぐに輪郭がぼやけてしまう。掴めるようで掴めない、初デートで良い感じだったのに次に会う約束がなかなかできない、そんな味がする。「もう一度頼めばわかる気がする」と思わせていることが人気の秘密なのかもしれない。そして、おいしいおいしくないの前に少し懐かしいというか、エモーショナルな味がする。「この味知ってる」といったそんな経験に基づいたものではなく、根源的な郷愁感。これがいわゆるユングの言うところの集合的無意識であって、人類はこれと共に歴史を歩んできたのではないだろうかと思わされる、そんな飲み心地。
まあ、だからといってめっちゃおいしいとかではないので点数的には55/100点。ぼやっとする酒はアルコール感が強くて好きじゃない。
次はこれ。99.99%(フォーナイン)のクリアレモン、NEW。なんか気付いたらNEWバージョンが出ていたので買ってみた。レモン同士で比較したかったので超人気のレモンサワーと一緒に買った。正直前のバージョンの味を覚えてないので違いはよくわからなかった。
さっきとはうってかわって最後まで味がぼんやりせず、最初から最後まで輪郭を保っている。しかし少しリアルな果実らしい苦みがあり、鮮明に覚えているけど少しほろ苦い叶わなかった初恋のような味。思春期の初恋にしては度数が高いが、それを感じさせない味でありその中毒性の高さがまた思春期を思わせる。
おいしいことにはおいしいが、上記の通りややテンションが下がってしまうのでブチ上がりたいときに飲む酒ではないかもしれない。総合評価ということで68/100点。
毎日飲んでるので毎日書かないとストックが貯まっていくので大変だ。今のところ11本貯まってるのでガンガン書いていきます。